2014年3月20日木曜日

富山ゆかりのさくらから清酒「ふたかみ桜」ができました!

 富山県食品研究所が、富山県中央植物園内の桜の花‘二上桜’から、香りが高く、風味にも特徴がある、清酒造りに適した酵母の分離・選抜・育成に成功しました。
 富山市婦中町の吉乃友酒造(有)によって、この酵母を用いた、非常に風味良好なお酒が出来上がりました。原料米には富山県産米を使用しており、まさに、「オールとやま」の日本酒です。
 

 酵母を採取した「二上桜(フタカミザクラ)」は、富山県固有の品種で、キンキマメザクラとヤマザクラの雑種と推定される八重咲きのサクラで、ソメイヨシノとほぼ一緒に開花します。
 1970年4月、高岡市の二上山で発見、1971年1月に新品種として発表され、和名は発見地の二上山にちなんでいます
 
昨日、完成報告会が中央植物園であり、本日(3月20日)から道の駅万葉の里高岡などで販売されます。

 
吉乃友酒造 佐藤杜氏より説明

清酒「ふたかみ桜」

フタカミザクラの前で

フタカミザクラ

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